大人気ショットガン、Savageハーフライフル銃のイ・ロ・ハ


 

皆様こんにちは!

シューティングサプライ わたなべです。

 

 

令和になり初の狩猟期を迎え、数か月が経過しました。

皆様猟果はいかがですか?

ちなみにわたしは出猟すらしてません(笑)

猟果も大切ですが、安全が最優先です。

 

「矢先の確認※獲物の確認、及び獲物の向こう側の状態、バックストップの有無の確認」、

「射撃機会が無くなった場合は速やかな脱包※固定弾倉の場合は弾倉内も含む」、

「目立つ猟装」

捕獲した場合

「残滓の適切な処理」

 

を最優先でお願いいたします。

 

 

 

今回は10年未満の方が多数お探しの「ボルトアクションハーフライフルショットガン」のお話です。

ターハント、ブローニング、モスバーグ等ありますが、当社で一番の販売実績のある

サベージ社のボルトアクションハーフライフルショットガンにピックアップです!

 

サベージ ハーフライフルショットガンとは

今回はSavage(日本ではサベージで浸透してますが、米国ではサベジ、サヴェッジと発音するようです)

ハーフライフルショットガンを題材に、今まで出ていた情報やまめ知識を再度ご紹介して

いきます。

初心者の方や、猟銃を所持されている方でハーフライフル銃をご検討されている方は

ご参考になれば、と思います。

 

 

米国ではフルライフルドスラッグガンとして販売されてます。

ライフルメインの米国ではあまり需要がないのでは?と思われる方もいると思います。

米国では州によって、「ライフル銃での狩猟を禁止する。」といったところもあり、

そこで銃を使って狩猟を行う場合にスラッグガンが用いられます。

 

 

そこでフルライフルドを半分までライフリング削り落として、日本の散弾銃所持要件に適合するように

したのが、「ハーフライフル」となります。

ほとんどの機種が「元残し」という、薬室~半分までライフリング残し、その半分~銃口まで

ライフリングを削りおとす方法が採用されてます。

※ちなみに「ハーフライフル」というのは日本だけの言葉で、米国等には存在しません。

 

サベージ社のスラッグガンはライフリングを削り落とす以外は全て日本の散弾銃所持要件に適合するため

、多数のサベージ社スラッグガンが日本に輸入されてます。

日本では「散弾銃」又は「ライフル銃もしくは散弾銃以外の猟銃」といったカテゴリで

全国で許可になってます。

 

 

 

サベージハーフライフル、M210、M212、M220の特徴

※今回はライフリングの入ったモデルをご紹介します。最近TURKEYというモデルが発売

されて日本にも輸入されてますが、そちらはスムースバレル(ライフリングなし)です。

見た目はほぼ同じですが、違いますのでご注意願います。

 

M210、M212は12番実包、M220は20番実包を使うハーフライフルショットガンです。

ボルト取り外しの際に操作方法が違いますが、それ以外は操作方法同じです。

M210はM212、220以前のモデルで、銃身が長い(24”)、固定弾倉、という特徴

があります。M210は現在生産されていません。

※212Fや220Fといった表記もありますが、製品自体は同じです。

今回は銃身に打刻されてます「Model2##」より、M212、M220でご紹介します。

 

 

命中精度に定評のあるボルトアクション方式で、弾倉は着脱式の箱型弾倉(容量は2発)

です。

銃身は22”と長くもなく短くもなくちょうど良い長さで、取り回しの良さが特徴です。

銃身自体はボタンライフルドバレル(「ライフルボタン」という工具をつかってライフリングを作る工法

で、競技用の銃身も同様の工法で作成)を採用。

薬室は2.75インチ、3インチ両方発射可能な「3インチ薬室」です。

トリガーはサベージ社特徴のアキュトリガー(トリガー中心にあるシルバーの部品が

安全装置の一部を担っており、シルバーの部品を触らずにトリガーを落としてもシアーが外れない

構造となってます)

よって激発時はシルバーの部品ごとトリガーを引くこととなりますが、引き味はほぼ変化せず

純正といってもなかなかの引き味です。

ストックは黒、カモフラージュ共にシンセティック(プラスチック系)のストックとなっており

フリーフローティング構造(銃身と銃床の間に隙間があり、接触してない構造)となってます。

これにより命中精度にも貢献してます。

安全装置は3ポジションタイプとなっており、ボルトの後端に付いてます。

赤丸で「発射可」、赤丸半分で「トリガー操作不可、ボルト操作可」、赤丸全て隠れると

「トリガー、ボルト操作共に不可」となります。

※安全装置は過信せず、速やかな脱包を心がけてください。

 

 

ボルトの操作具合、装填排莢 ですが、よく「ブローニング A-BOLTショットガン」と比較されますので

双方操作した感想を書きます。(あくまで筆者個人の感想なので参考までにお願いします)

 

サベージは良くも悪くもUSA製、新銃の場合は少々操作具合が渋いこともございます。

こちらはブレイクインが終わりますと、改善されることが多いです。

A-BOLTはメーカーが「ブローニング」となってますが、製作は日本の「ミロク製作所」で

行ってます。流石日本製といった工作精度で、正直操作具合はA-BOLTに軍配が上がります。

 

装填具合ですが、どちらもボルトアクション方式の銃ですので薬室装填は手で行うため

変わりはありません。弾倉からの給弾ですが、どちらも弾の形状上、ボルト操作をゆっくり

してしまうと機関部内で引っ掛かり、うまく装填されないことがございます。

排莢も、よく「サベージは排莢が良くない」とお聞きしますが、上記同様ボルト操作を

ゆっくりしてしまうと排莢不良になりやすいです。

サベージとA-BOLTは排莢時の排出構造が違う為、同様の比較対象は難しいですが

排莢もどちらかというとA-BOLTの方がルーズな操作でもキチンと排莢できることが多いです。

ここはサベージに不利な部位に感じますですが、ボルトの操作次第でいくらでも改善は可能ですので

心配はございません。

 

 

 

M212とM220、どっちがいいの?

上記でも触れましたがM212とM220の大きな違いは使用実包です。
ここでは12番実包と20番実包の違いや、利点、欠点をご説明します。
※人によって考え方や個人差がございます。一概にこの内容が正しい、間違いとは言い切れませんので
ご参考までにお願いします。

 

12番実包は日本に幅広く輸入又は製造されている番径です。

射撃用散弾や猟用散弾、スラッグ弾等様々なメーカー、種類、グレード、多数選べます。

今回のメインであるサボットスラッグ弾も様々な種類が手に入ります。

種類が豊富なので色々と選び、撃ち比べるといったことも可能ですね。

日本で手に入りやすい散弾実包のなかで最も薬莢が大きい種類になります。

散弾の場合、散弾量(g数によって前後はあります)が後述の20番実包より多く、

一回に発射できる散弾の粒が多ければ単純に考えて有利になります。

スラッグ弾やサボットスラッグ弾も20番実包より直径が大きくなるため、弾頭重量が

重くなります。パワーという点では12番が一番です。

 

射撃用散弾や猟用散弾ではこれといった欠点はございません。がスラッグ弾やサボットスラッグ弾

ですと弾頭重量が20番実包より重い為、反動が強い、ドロップ(弾の落下、落ち込み)が20番に比べ

激しいです。正確な距離目測が求められます。

 

 

 

20番実包は射撃用散弾、猟用散弾の種類となりますと12番に及ばず、正直少ないです。

※米国や欧州では豊富に種類あるのですが、日本では需要という点で疑問があるのか、

僅かな種類しか輸入されていません。

サボットスラッグ弾は12番に及びませんが、それなりの種類が輸入製造されてます。

射撃や猟用散弾ではかなり不利な状況(メーカー、号数がかなり少ない)ですが

サボットスラッグ弾だけを考えると十分な流通量です。

12番に次ぐ薬莢の大きさで、弾頭重量も12番より軽いものがほとんどです。

弾頭が重ければ重いほど反動が強くなりますので、12番に比べ反動がマイルドなのが

特徴です。弾頭が12番に比べ軽い分、ドロップも少ないです。ですが、正確な距離目測

は求められます。

 

弾頭が軽い分、パワーといった点では単純に12番に負けます。

鹿ですと問題ないレベルのパワーですので大丈夫ですが、熊もやる。といった方は敬遠する

方もいます。(もちろん20番で熊を獲ってる方もいらっしゃいます)

サボットスラッグ弾の種類が豊富、と述べましたが、12番と比べると少ないです。

(といってもざっと数えて6メーカー、11種類ほどあります)

 

 

12番、20番ともにサボットスラッグ弾は「2.75インチ弾」「3インチ弾」

ございます。(一部メーカーでどちらかしかないものもあり)

パッと見た目の違いは実包長です。

どのメーカーも弾頭重量は双方同じ重量を採用してます。厳密には中に入っている火薬が多いか少ないか

です。

火薬の大小で反動(僅かですが)の違いや、着弾の違いが出てきます。

どちらが良い、悪い、はございません。パワーの強い3インチ弾で標的射撃している方もいれば

パワーに劣る2.75インチ弾で鹿を獲っている方も多数いらっしゃいます。

撃ち比べて、好みで選んでも良いと思います。

 

どんな装弾を使うの?気になる命中精度は?

サベージM212、M220共にライフリングが入った銃身ですので、「サボットスラッグ」という

弾を専門に使います。

その他の「ライフルドスラッグ」や「スラッグ以外の散弾」も適合番数さえ合わせれば発射は可能

ですが、ライフリングが入っているせいできちんとした精度が発揮できないですし、散弾のパターン

も均一なパターンがでません。

基本的に「サボットスラッグ専用銃」となります。

 

装弾は各社より日本へ輸入されてます。

装弾によって色々個性がございますので、お持ちのサベージにぴったりマッチする装弾

を探す楽しみもございます。

装弾が高いのがキズですね(1発約¥400~¥900)

当社にも各社装弾在庫ございます。販売は全て銅弾もしくは軟鉄弾のみとなります。

申し訳ございませんが、鉛弾はご注文いただいても受付できません。ご了承願います。

 

 

 

命中精度ですが、使用する装弾や、射撃場での委託方法等、様々です。

先日筆者が試射したレビューを書きますので、参考にしてみてください。

 

2019年10月27日

北海道上川郡当麻町、「当麻ライフル射撃場」にて試射

100mベンチレスト、3発射撃(フロントはレスト委託、リヤは委託無し)

使用銃砲・・・サベージM220(当社扱いラミネートストック換装、ビクセン4-16×44mmスコープ搭載)他は純正です。

使用装弾・・・レミントン プレミア―エキスパンダー 20番3インチ 銅弾サボットスラッグ

 

最初の3発で左標的に撃ち込み、そこよりスコープ調整(右、上ともに5クリック 1/4MOAスコープ)

調整後右標的に3発撃ち込み。

 

左写真、CtoCグルーピング3.1cm(1.22インチ)

右写真、CtoCグルーピング4.3cm(1.69インチ)

 

 

100m先でこれほど集弾できれば、ライフル銃は必要感じられなくなりますね。

この結果は委託射撃ですので、猟場ですともう少し悪くなりますがそれでも十分な性能

と思います。

 

 

 

使用後のお手入れはどうしたらいい?

射撃場や猟場での使用後は必ず外、中共に汚れています。

特に猟場では天候状態やその猟場の状態によって本体が濡れてしまったり、ゴミが侵入して

しまったりと多いと思います。

 

外観及びボルト のお手入れ方法はその都度がおススメです。

WD-40等のオイルを使用して(もちろん専用ガンオイルも可です)お手入れしますが、本体及びボルト

に直接スプレー噴射は絶対にお止めください!

ボルト内部にスプレー成分が入り込みますと、長い年月をかけてオイルが揮発しガム状になってしまいます。

内部は撃針が前後してますので、ガム状成分が邪魔して撃針の動きが制限されてしまい、

不発及びトラブルの原因となります。

本体及びボルトは、適当なウエスにオイルを取ってふき取る程度で十分です。

錆を寄せ付けないように表面にオイル被膜を作ってあげることによって、サビ防止にも役立ちます。

※ボルト内部の清掃は基本いらないですが、気になる方は銃砲店にご依頼ください。

 

銃身内 の清掃ですが、サボットスラッグを専門で撃つ銃なので銃身内はサボットが通過します。

(ライフル銃やスラッグ、クレーや猟用散弾銃は鉛や銅成分が銃身内にこびりつきます。)

よってハーフライフル銃身内はプラスチックが擦れた痕と、火薬のススがメインです。

鉛落としや銅落としといった薬品類は不要です。

清掃タイミングは特に決まりはないですが、使った度にやられる方もいれば、ずっと放置の方、様々

と思います。

銃身内の異常点検も兼ねて、1か月に1度はお勧めします。

清掃は「洗い矢」という棒状の器具を使って、銃身内にWD-40等のオイルを適量噴射し、パッチ

を洗い矢で押し出して、といった内容です。

汚れがひどい場合はオイル噴射後、ブラシ等で内部を擦っていただいても大丈夫です。

数回パッチを押し出して汚れがパッチに付かなくなりましたら完了です。

 

サベージハーフライフルの商品ラインナップ

当社で取り扱ってますサベージハーフライフルの商品ラインナップです。

カスタムストックが豊富なのが特徴です。所持されている方が多いので、違いを出したい!

といった場合に最適です。

 

新銃 サベージM212 12-22”  ¥250,000+税~

12番実包を使用するM212です。黒銃床orカモフラージュ銃床をご選択ください。

※カモ銃床は¥10,000+税アップします。

銃砲以外に付属品が多数あります。詳しくはお問合わせください。

 

新銃 サベージM212プレシジョンハンター 12-22” ¥280,000+税

上記のM212にカスタムストックを搭載して当社オリジナルとしました商品です!

マクミランタイプの銃床が非常にかっこいいですね。(ストックの素材は木で、色は黒のみになります)

1ピースピカティニーベースがセットとなります。

 

部品 サベージM212専用タクティカルストック ¥70,000+税

上記のプレシジョンハンターのストック単体販売です。

取替は当社及び最寄りの銃砲店へ作業依頼お願いします。

(純正ストックより全長が変化しますので許可証の内容書換届け出が必要です)

 

新銃 サベージM220 20-22” ¥240,000+税~

20番実包を使用するM220です。こちらはパターンが数種類あります。

・黒銃床+黒銃身モデル ¥240,000+税(レフトハンドモデルもございます)

・カモ銃床+黒銃身モデル ¥250,000+税(レフトハンドは無し)

・カモ銃床+ステンレス銃身モデル ¥290,000+税(レフトハンドは無し)

銃砲以外に付属品が多数あります。詳しくはお問合わせください。

 

新銃 サベージM220 AT-ONE 20-22” ¥280,000+税~

上記のM220にカスタムストックを搭載して当社オリジナルとしました商品です!

レングス及びチークの長さ高さ調整可能なストックですので便利ですね。

ストックカラーは「グレー」or「ブラウン」より、

クロモリ銃身モデル ¥280,000+税

ステンレス銃身モデル ¥330,000+税 ご選択ください。

レフトハンドの設定もございます。ご用命ください。

※ストックカラーは選択できますが、鉄部素材はクロモリのみとなります。

いずれも1ピースピカティニーベースがセットとなります。

 

部品 サベージM220専用 アジャスタブルストック ¥90,000+税~

上記のAT-ONEのストック単体販売です。

グレーはこちら→ 「グレーモデル」

ブラウンはこちら→ 「ブラウンモデル」

レフトハンドストックは¥95,000+税となります。

取替は当社及び最寄りの銃砲店へ作業依頼お願いします。
(純正ストックより全長が変化しますので許可証の内容書換届け出が必要です)

 

部品 サベージM220専用 ラミネートストック ¥60,000+税

スポータータイプのラミネートウッド、カスタムストックです。

渋くきめたい方にお勧めです!カラーは2種類ございます。

ラミネートブラウンウッドはこちら→ 「ブラウンモデル」

ラミネートグレーウッドはこちら→ 「グレーモデル」

レフトハンドストックは¥65,000+税となります。

取替は当社及び最寄りの銃砲店へ作業依頼お願いします。
(純正ストックより全長が変化しますので許可証の内容書換届け出が必要です)

 

部品 サベージ純正ストック 新品も中古もあり ¥10,000+税~

※ホームページには掲載ないので、直接お問合わせください。

純正ストックで大きくキズをつけてしまった、ころんで割ってしまった、等

交換用の純正ストックの在庫もございます。

ストックのみです。トリガーガードやマガジンウェル、ネジは付属しません。

210は新品、中古とも在庫ありません( ;∀;)

212は中古品の黒が1本のみ ¥30,000+税

220は黒が新品、中古共に在庫あり、カモは新品のみ在庫です。

新品黒¥60,000+税、新品カモ¥86,000+税

中古は¥10,000+税~。※黒のみ

(キズ品から程度良まで色々ございます。お問合わせください)

 

部品 サベージM212、M220用替えマガジン ¥8,000+税

※ホームページには掲載ないので、直接お問合わせください。

M212、M220共に在庫あります。

無くしてしまった、予備でもう1個、等いかがでしょうか。

 

 

 

 

新品在庫は切らさずにしてますが、状況によりバックオーダーとなる可能性もございます。

取り置きも可能ですので(手付金いただきます)、お考えの方はお早目がおススメです。

中古のハーフライフルショットガンもたまに入荷してます。が、インターネットにアップ

する前に売約が決まってしまうことがほとんどです。

お探しの方はお問合わせをお勧めします。

 

 

ところで銃ってどうやって所持するの?どれくらい料金や期間がかかるの?といった疑問の方!

こちらをどうぞ↓

散弾銃を持ちたい!銃砲所持への道~手続きから銃選びまで~

 

鳥や鹿、猪や熊を獲ってみたい!銃を所持してれば獲れるんでしょ?

いやいや!銃砲所持許可とは別に「狩猟免許」が必要です。

こちらをどうぞ↓

ハンティングをしたい!~狩猟免許取得への道~

 

 

 

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