狩猟免許の取り方徹底ガイド!この記事で流れと試験概要が丸わかり!

 

狩猟免許は取得方法がやや複雑で、自治体のページを見ても難しいものが多いです。そこで今回は、狩猟免許の勉強から技能まで多くの相談に乗ってきたシューティングサプライが狩猟免許の取り方についてわかりやすく解説します。

狩猟免許を取る流れから必要書類、試験の概要と合格後の流れまで解説していますので、これから狩猟免許を取りたいと思っている方の参考にしていただけると幸いです。

狩猟免許を取る流れ

  1. 自治体に狩猟免許申請書を提出する
  2. 狩猟免許予備講習会を受ける(任意)
  3. 試験会場で狩猟免許試験を受ける
  4. 合格後の手続き

※1 自治体によって狩猟免許の申請の細部が異なります

狩猟免許予備講習会では、本番時に合格するためのコツを教えてもらえます。特に、技能試験は練習無しでの合格はほぼ不可能ですので、必ず講習会に参加することをお勧めします。

また、似た名前に「猟銃等講習会」がありますが、こちらは銃の所持許可に必要な講習で別物な点に注意が必要です。

狩猟免許の必要書類

  • 狩猟免許申請書
  • 医師の診断書(かかりつけ医や最寄りの病院でOK、事前確認推奨)
  • 写真(縦3cm×横2.4cm)
  • 収入印紙(1種類につき5,200円分)
  • 返信用封筒

※枚数などは各都道府県により異なりますので、事前に必ず確認を取ってください。

各都道府県の連絡先はこちら

また、狩猟目的の診断書は断られるケースもあるため、事前に病院に電話して確認しましょう。

 

銃の所持許可申請等に使用した、若しくは使用する「診断書」と、狩猟免許申請で提出する「診断書」の様式が

異なりますので、その点もご注意(使いまわしができない)ください。

狩猟免許取得にかかる費用:「24,000円」前後

  • 写真代:600円
  • 医師の診断書:5,000円前後
  • 収入印紙代:5,200円
  • 講習代:13,000円

※細部は病院や自治体によって異なります

あくまでこれは「狩猟免許」に絞った話です。銃の所持許可は別扱いになるため、ご注意ください。所持許可については以下の記事で解説しています。

狩猟免許予備講習会の内容

任意で受講するか選べる狩猟免許予備講習会ですが、基本的には参加をおすすめします。

何より、模擬銃を使って技能試験の予行ができるため、合格率を上げられます。技能試験は特に難しく、事前の練習無しではよほどの知識が無いと合格できません。

特に後述する第一種銃猟免許の技能試験は、散弾銃だけでなく空気銃の取り扱いも試験内容に含まれるため、予習をした上で臨みましょう。

では次に、狩猟免許試験の種類について解説します。

狩猟免許試験の4つの種類

狩猟免許には4つの種類があります。まずは違いを見ていきましょう。

免許の種類 できること
第一種銃猟免許 猟銃(散弾銃、ライフル)を使った猟空気銃(エアライフル)を使った猟
第二種銃猟免許 空気銃(エアライフル)を使った猟
わな猟免許 罠を使った猟
網猟免許 網を使った猟

試験の問題内容は変わりますが、試験自体の種類は同じです。次の項目で見ていきましょう。

※狩猟免許は銃猟免許が20歳以上、網猟・わな猟免許が18歳以上と年齢制限があります

狩猟免許の3つの試験内容

狩猟免許試験は、大きく3つの試験に分かれています。

  1. 知識試験
  2. 適性試験
  3. 技能試験

それぞれ見ていきましょう。

1.知識試験

午前中に行われる知識試験は、問題数30問、3択の選択式問題で21問以上正解すれば合格です。制限時間は90分。

そこまで難しくは無いけれど、勉強しなければ受からない絶妙な難易度になっています。詳しくは以下の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。

狩猟免許の難易度は?合格率と試験内容、試験突破のためのアドバイスをご紹介!

昼休憩後、知識試験の合格者が発表されます。次は適性試験です。

2.適性試験

適性試験では、視力検査、聴力検査、運動能力テストがあります。ここはあくまでも「狩猟をする上で問題無いか」を確認する試験なので、身体的なハンディキャップが無い場合はほぼ合格します。

試験内容 合格条件
視力検査 裸眼またはメガネ・コンタクトの矯正視力が片目0.5、両目0.7以上(わな・網猟は両目0.5以上)
聴力検査 10m先の試験官と普通に話せるか(おおよそバス一台分の距離)
運動能力テスト 手のグーパーや手首や腕を回せるか、屈伸ができるかなど

※聴力検査は会場によりやり方が異なります

適性検査の合否はその場で伝えられ、合格すると技能試験に進みます。

3.技能試験

技能試験は最も脱落者の多い試験です。各試験毎に実物を取り扱う試験になります。

第一種猟銃免許の場合、以下の試験内容。

技能試験
  1. 距離の目測4問
  2. 散弾銃の点検、分解・結合
  3. 休憩時の銃器の取扱い
  4. やむを得ない状況の時の銃の引渡し、受け取り方法
  5. 空気銃への実包装填(ダミー等でやります)、射撃姿勢
  6. 鳥獣判別16問(鳥類・獣類)

※わな猟、網猟では銃の代わりにそれぞれの猟具を扱います。

以上3つの試験に全て合格すると、狩猟免許が取得できます。合否は紙にて郵送で通知されます。合格の場合は狩猟免許が同封されています。2週間程度で自宅に届くことが多いです。

合格後の流れ:各種登録と許可の申請

狩猟免許に合格してもすぐに猟には行けません。いくつかの申請と、さらに得るべき許可があります。

狩猟者登録をする

各都道府県ごとに狩猟者登録をしなくてはいけません。登録をすると狩猟者バッジをもらえ、バッジを身につけて初めて狩猟が可能になります。

狩猟者登録には狩猟税と登録申請手数料がかかり、費用の合計を収入印紙で支払わなければなりません。

種類 狩猟税 登録手数料 合計費用
第一種銃猟 16,500円 1,800円 18,300円
第二種銃猟 5,500円 1,800円 7,300円
網猟・わな猟 8,200円 1,800円 10,000円

銃の所持許可が必要

銃の所持許可については、狩猟免許を受ける前でもOKです。こちらも時間とお金がかかるので、早めの段階で取得しておくことをおすすめします。

また、銃の所持許可を取得する過程で、弾を買うための「火薬類譲受許可」を申請する必要もあります。

詳しい取り方については以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。クレー射撃の記事ですが、狩猟でも同様の手続きで取得できます。

クレー射撃に免許は必要?クレー射撃をやるまでの4つのステップを銃砲店が解説!

第二種(空気銃)で取得したい方は以下の記事をご覧ください。

空気銃を持つだけなら免許不要、ただし「所持許可」が必要です!取得方法や必要書類について解説します

銃とガンロッカー、弾と装弾ロッカーを用意する

狩猟のために銃と弾が必要なことはイメージがつくかと思いますが、実はそれぞれ保管のためのロッカーが別途必要になります。

設置場所やロッカーの形など、細かい規定がありますので、取得が近くなったら以下の記事でご確認ください。

ガンロッカーの設置基準は?検査に合格するポイントを銃砲店がわかりやすく解説!

市町村によっては補助金が出ている所もある

ハンターの高齢化、人手不足のため、各自治体から補助金が出ています。

以下の記事では、北海道の市町村を例に補助金について解説しておりますので、お金の負担を軽減しながら狩猟免許を取りたい方はぜひご覧ください。

狩猟免許の補助金について解説!知らないと数万円単位で損をする耳寄りな情報を紹介

まとめ

今回は狩猟免許の取り方について解説しました。最後にポイントを振り返りましょう。

  • 事前に申請書を提出して申し込み、予備講習を受けた上で試験に臨むのがおすすめ
  • かかる費用は24,000円前後
  • 試験は「知識」「適正」「技能」の試験がある
  • 合格後も狩猟者登録や銃の所持許可取得、ガンロッカーの用意などやることは多い

狩猟免許を取る上で困ったことがあれば、旭川市のシューティングサプライまでお越しください。レジにてご相談いただければ、狩猟免許取得に必要なノウハウや有効な試験の勉強方法などを紹介させていただきます。

また、試験の難易度や押さえておきたいポイントについては、以下の記事でも解説しているのであわせてご覧ください。

狩猟のギモン、YouTubeでお答えします

シューティングサプライでは、YouTubeチャンネルも運用しています。

「鹿を仕留める時のコツはある?」
「銃の値段が違うと何が違うの?」
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上記のような、実際のお客様から寄せられた質問に対し、動画でお答えしています。他のチャンネルには中々ない、現場のギモンも解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。

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