クレー射撃の道具を揃えるといくらかかる?値段やオススメポイントを銃砲店が紹介!

クレー射撃の道具を揃えるといくらかかる?値段やオススメポイントを銃砲店が紹介!

「クレー射撃をやってみたいけど、道具にどれくらいお金がかかるのか気になる…」

「免許を取って銃を買うだけでお金がかなりかかってしまった、なるべく道具は安く済ませたい」

この記事は、そのような悩みを抱えた方に向けた記事です。銃以外に必要なアイテムに絞って、道具と値段を紹介します。

今回は、自分達でもクレー射撃を開催するほどクレー射撃が大好きな銃砲店「シューティングサプライ」が、クレー射撃で必要な道具の値段について解説させていただきます!

各アイテムのオススメポイントも紹介していますのでぜひご覧ください。それでは、早速見ていきましょう。

クレー射撃の道具を揃えるには総額平均「5万円」かかる

クレー射撃の道具を揃えるには総額平均「5万円」かかる

安全面と利便性のバランスを取ると、大体「5万円」前後になることが多いです。

ですが、良い物だけを揃えた場合や、とりあえず始めてみたい場合など、ニーズにより値段も異なるので、両方紹介させていただきます!

クレー射撃で必要な道具、服装については以下の記事で解説しておりますので、詳しく知りたい方はご覧ください。

クレー射撃をする時の服装・持ち物は?必須となるアイテムを銃砲店が紹介!

しっかり揃えたい人「7万7千円」

アメリカ軍でも使用されている「ESS」、電子式のイヤーマフ、ベレッタのベストなど、使いやすくかっこいいデザインの物を揃えたい人は、約7万7千円の金額がかかります。

とりあえず始めてみたい人「1万8千円」

クレー射撃をひとまず始めてみたい!やってみて、長い趣味になりそうであれば徐々に揃えていきたい!という方は、約1万8千円で始めることもできます。

次の項目からは、各アイテムに絞り、オススメ品とポイントを紹介させていただきます。高価で使い勝手の良いアイテムから、安価でエントリーしやすいモデルまで紹介しているので参考にしていただけると幸いです。

オススメのサングラス(シューティンググラス)

クレー射撃を楽しむならぜひ持っておきたいのがサングラス(シューティンググラス)。見た目もかっこいい物が多く、実用的なオシャレアイテムとして使うことができます。

最初は安い物でも構いませんが、安全面に直結するアイテムなのでできれば良い物を買っておきたいところです。

ESSクロスボウ【16,000円前後】

オークリーのミリタリーブランドである「ESS」の最上級品モデル。曇りにくいことが特徴で、例え曇ったとしてもすぐに視界がクリアになることが大きな特徴。

アメリカ陸軍でも使用されているほど強度のあるサングラスであり、なんとレンズ部分は防弾。安全性が非常に高く使いやすいため、お金に余裕があるなら持っておきたいアイテムです。また、レンズ交換ができるのも嬉しいポイント。

よく射撃場で「クロスボウ使ってるの?良いの買ったねぇ〜」という声を耳にします(笑)

ゼロビジョン ZV-500【7,000円前後】

今回紹介するサングラス(シューティンググラス)の中では最もコスパの良い製品。本体だけでなく、替えのレンズ(色替え含む)、バンド、ケース等がついてこのお値段です。

インナーレンズをつけることができるため、普段メガネをかけている方も専用のレンズを用意すれば普段の見え方と同じようにクレー射撃を楽しむことができます。(メガネ屋さんで頼む必要あり)

スミス&ウエッソン サングラス マグナム クリア 【2,000円前後】

コンバット・マグナムでお馴染みのスミス&ウエッソン(S&W)から発売されている安価なサングラス。

色はクリアのみですが、シューティング用にデザインされており、クレー射撃で使用する方も多いです。

費用を抑えたい、でもその辺で売っているサングラスじゃ不安…という方にオススメです。

オススメのイヤーマフ・耳栓

イヤーマフ・耳栓は難聴を防ぐために重要です。数千円から購入できるので、少し良い物を購入しておきましょう。

インパクトスポーツ エレクトリックイヤーマフ R-01526【7,500円前後】

比較的安価で性能の高い電動制御のイヤーマフ。話し声は増幅し、射撃音は減衰させる特徴を持ったイヤーマフで、つけたまま日常会話と射撃の両方を行える優れもの。

コストパフォーマンスの最も良いイヤーマフであり、迷ったらコレを買うことをオススメします。

キャルドウェル E-MAX エレクトロニックイヤマフ【10,000円前後】

キャルドウェル E-MAX エレクトロニックイヤマフ【10,000円前後】

こちらも電子式のヘッドホンタイプのイヤーマフ。電子式であるため通常の会話は聞こえ、発砲音のみカットしてくれることが特徴で、ボリュームつきのため聞こえる大きさを調整できるのも嬉しいポイント。

先ほどの物よりも頑丈であるため、安全性が高く、良い物を使いたいという人にオススメ。

SUREFIRE(シュアファイア) イヤーマフ ソニックデフェンダー ウルトラ【2,500円前後】

今回紹介する中で最も安価な製品。耳栓型でありながら、高い遮音性を持つことで有名なイヤーマフです。

スポンジ部分は交換が可能で、汚れや劣化が気になる方はすぐに取り替えることができることが特徴。交換が面倒な方は「スタンダード」の方であれば、そのまま使い続けることができます。

軽く、小さく、性能が高い。荷物を減らしたい人に最適な耳栓となってくれるでしょう。難点としては無くしやすいこと。専用のケースがついているため、ガンケースの中に入れるなどして無くさないようにしましょう。

オススメのシューズプロテクター

シューズプロテクターはオシャレの意味合いが強いアイテムです。ルール上ゴム板の上に銃口を置くことも許可されていますので、お金をかけたくない方は無理に買う必要はありません。

Beretta ベレッタ 本革製 バレルレスト【3,980円】

本革を使用したベレッタのシューズプロテクター。革靴によく似合うデザインなので、クラシカルなファッションでクレー射撃に臨みたい人にオススメ。

また、ベレッタのロゴも入っており、つけるとテンションが上がります。

TOURBONハンティング ガンバレル レスト 【1,950円】

リーズナブルでありながら、クオリティが高いことが特徴のシューズプロテクター。銃口を置く箇所に鋲が埋め込まれており、銃口がズレることを防いでくれます。

RETYLY ハンティング 狩猟バレル レスト【1,053円】

今回紹介する中で最も安価なシューズプロテクター。こだわりは無いけれど、せっかくクレー射撃をやるのだからシューズプロテクターを使ってみたい!という方にオススメ。

オススメのベスト

クレー射撃のベストはほぼ必須のアイテムです。ベストがあればスムーズに弾の装填をすることができるため、少し値は張りますが購入しておくことをオススメします。

BERETTA ベレッタ Sporting EVO ベスト【44,000円前後】

こちらはハンドガンでお馴染みの「ベレッタ」から発売されたシューティングベスト。肩についたベレッタのマークが特徴的で、高級感溢れるベストになっています。

もちろん性能も一級品で、肩部分には本革を使用、肩付けした銃をしっかりホールドしてくれます。

胸囲はマジックテープで調整可能なので、ある程度までのサイズ調整が効きます。また、多くの箇所にメッシュが使用されており快適に作成されていることもポイント。

カステラーニ スポーツテック 【30,000円前後】

カステラーニ スポーツテック 【30,000円前後】
出典:Castellani

メッシュ素材で蒸れにくく、ショルダーパットには滑りやすい記事を使用していることから、スキート射撃に向いているベストです。

カステラーニはクレー射撃をする人の中でも特に人気のブランドで、デザインが良く使いやすい上に、不快になりやすい部分を徹底的に排除していることが特徴。

スキート射撃を楽しむ人にはオススメしたいベストです。

Bob-Allen(ボブアレン) シューティングベスト 【9,500円前後】

比較的安価なシューティングベストで、ひとまずベストを買って試してみたい!という肩にオススメの製品。

高価な物と比べると、肩当てが薄い、ポケットの使い勝手がイマイチ…など難点もありますが、ひとまず使ってみる分には十分な性能です。

オススメの手入れ道具

手入れ道具は今回紹介する中では比較的安価です。ひとまず最低限の物を揃えて、徐々に整備道具にもこだわりを持っていくのがオススメ。

ボアスネーク  12ゲージ【2,980円】

洗い矢の代わりとなってくれる画期的なアイテム。銃口の中を一度通すだけで、洗い矢の何倍ものガスが取れます。

注意点としては、ゲージ(銃口の大きさ)毎に種類があること。間違ったサイズの物を使用すると、効果が無かったり銃口に詰まったりします。購入時はご自身の散弾銃が何ゲージか確認してから購入するようにしましょう。

WD-40【1,000円前後】

サビを防ぎ、潤滑剤としても使えるスプレーであり、整備油としてよく使われます。消耗品なため値段がリーズナブルな所も嬉しいポイント。

ネットだけでなく、ホームセンターにもよく置いてありますので、調達もしやすい必需品です。

ペーパーウエス【1,500円前後】

整備に必要となるペーパーウエス。近くのホームセンターに売っているもので構いません。

ペーパーウエスが無い場合はキッチンベーパーでもOKですが、ティッシュは千切れやすく銃口やパーツに挟まってしまうことがあるのでやめましょう。

まとめ

今回はクレー射撃に必要な道具の値段と、具体的なアイテムを紹介させていただきました。最後に総額を振り返りましょう。

  • クレー射撃の道具を揃えるには、平均「5万円」かかる
  • 良い物で揃えたい、こだわりがある場合「7万7千円」かかる
  • ひとまず始めてみたい人は「1万8千円」から始められる

私たち「シューティングサプライ」では、クレー射撃に使える新品・中古銃を多く取り扱っております。銃の販売だけでなく、銃の所持方法からあなたにオススメの銃、弾の説明、マニアックな道具の紹介までいたしますのでお気軽にご相談ください!

営業時間 9:00〜18:00
定休日 日曜日
連絡先 0166-63-5210
住所 〒070-8044 北海道旭川市忠和4条6丁目3−5
駐車場 あり(3台程度)

狩猟のギモン、YouTubeでお答えします

シューティングサプライでは、YouTubeチャンネルも運用しています。

「鹿を仕留める時のコツはある?」
「銃の値段が違うと何が違うの?」
「そもそも銃砲店の店内ってどんな感じなの?」

上記のような、実際のお客様から寄せられた質問に対し、動画でお答えしています。他のチャンネルには中々ない、現場のギモンも解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。

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