クレー射撃をする時の服装・持ち物は?必須となるアイテムを銃砲店が紹介!

クレー射撃をする時の服装・持ち物は?必須となるアイテムを銃砲店が紹介!

 

クレー射撃をする時の服装・持ち物は?必須となるアイテムを銃砲店が紹介!

「クレー射撃いきたいけど、何を持っていけばいいかわからない」

「自分だけ必要な物を忘れて、恥をかきたくない…」

初めてクレー射撃を行う際、どのようなものを持っていけば良いか不安になりますよね。

今回は旭川の銃砲店「シューティングサプライ」が、クレー射撃に参加する時に必要な服装・持ち物を解説させていただきます。

私たち自身もクレー射撃を行っており、主催することも多いため現場で特に必要なものや、本当に良いアイテムをオススメしていますので、参考にしていただけると幸いです。

記事の後半には、準備をする際のチェックリストもご用意しました。クレー射撃の前日にご覧ください。

 

クレー射撃場で必須になる服装

クレー射撃の正式なルールでは裾や袖の長さに規定があるのですが、主催側で明確なルールを決めておらず街の参加者を募って行うクレー射撃の場合、自由な服装で問題ありません。

ですが、安全面やスムーズに射撃を行うために必須となる服装がありますので、紹介させていただきます。

クレー射撃用ベスト

クレー射撃場で必須になる服装

 

クレー射撃はTシャツの上からクレー射撃用のベストを羽織ります。

シューティングベストとも呼ばれているこのベストは、大きなポケットがついており弾を入れるために使用します。また、銃を構えた時にストックが体に当たる所にクッションがついている場合もあるので、お好みに合わせて選びましょう。

夏は蒸れるのでメッシュ素材のものがオススメです。

 

オススメのベスト

 

帽子

 

太陽光が目に入らないようにする日よけの効果もありますが、一番の目的は安全の確保。クレー射撃はクレーという陶器を撃ち落とす競技なので、壊れたクレーの破片が飛んでくることがあります。

そのため、確実に頭部を保護できるよう帽子を被るようにしましょう。特に硬いものでなく、普段使っているキャップで問題ありません。

もしクレー射撃用のキャップを用意したいようでしたら、当店でも取り扱いがございますので、お気軽にお問い合わせください。

 

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スニーカーなどの運動靴

スニーカーなどの運動靴

 

足元が安定しているのであれば、ブーツでも運動靴でも大丈夫です。

ただし、サンダルやヒールなどは転倒のリスクが高いので禁止されています。普段街歩きに使っている靴をそのまま流用しましょう。

 

クレー射撃場で必須の持ち物

次に、クレー射撃場で必須となる持ち物を紹介します。

銃砲所持許可証

クレー射撃場で必須の持ち物

 

今回紹介する中で、最も重要な持ち物です。カバンの中に入れておくだけで大丈夫ですが、もしこれを忘れると銃の不法所持となり、警察のお世話になります。

何よりも優先して銃砲所持許可証を持ったか確認するようにしましょう。

取得方法については以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

 

クレー射撃とは?使用する銃や内容を銃砲店がわかりやすく解説 | シューティングサプライ

 

散弾銃

散弾銃

 

これも最も忘れてはならないアイテムの一つ。銃が無いと射撃に参加できません。

ご存知の方も多いかと思いますが、日本国内での銃の許可に関しては「1銃1許可制」で、複数人で貸し借りすることは法律で禁じられています。必ず自分の所持許可を得ている散弾銃を使用しましょう。

プレーの合間に休憩で銃を銃架に置いた際、似たような銃が多いので再プレー時に他人の銃を手に取らない様きちんと確認することが重要です。

間違い防止にわかりやすい目印を銃に付けることもお勧めです。

クレー射撃にオススメの散弾銃は、以下の記事で紹介しています。特徴についても解説しているので、銃選びに困っている方はお役立てください。

 

【トラップ射撃とは?】使用する銃・弾の特徴や細かいルールを銃砲店が解説

 

【スキート射撃とは?】使用する銃・弾の特徴や細かいルールを銃砲店が解説

 

ガンケース

ガンケース

 

猟銃・空気銃の所持についての遵守事項の中に

 

「銃を携帯、運搬する場合は、銃に覆いをかぶせるか容器に入れなければならない。」

 

というものがあります。

覆うものは毛布などでも構いませんが、銃を傷つけないためにガンバッグやハードケースを用意しておくことをオススメします。

 

イヤーマフ or 耳栓

イヤーマフ or 耳栓

 

射撃は思った以上に音が大きい競技です。具体的には155デシベル(dB)という報告があります。

155dBは、離陸中の飛行機や、自動車のクラクション、打ち上げ花火よりも大きな音です。それほど大きな音が耳元で鳴るため、耳の防護が必須なのです。

正しい防護ができていないと、突発性難聴になってしまうことも珍しくありません。

基本的には、ヘッドホン型のイヤーマフがオススメです。中にはノイズキャンセリングがついた高性能なものもあるので、お財布と相談しながら決めましょう。また、イヤーマフは大型であるため、持ち運びが大変な場合、遮音性の高い耳栓でも問題ありません。

 

オススメのイヤーマフ・耳栓

 

クレー射撃であれば便利な服装・持ち物

ここでは、必須では無いけれどあると便利なアイテムを紹介します。

 

サングラス(シューティンググラス)

サングラス(シューティンググラス)

 

サングラス(シューティンググラス)はほぼ必須レベルで必要となるアイテムです。太陽光を偏向して眩しくならないようにしたり、目の保護に使う重要なアイテム。

特に夏場の晴れの日は太陽光が強く、思うようにクレーが見えないこともありますので、サングラスは用意しておきましょう。

お財布に余裕があるのであれば、レンズを付け替えられる物がオススメ。天気によってスモークやイエローなど切り替えることで、よりクリアにクレーが見えます。

射撃場のバックの色により、見え方が変わります。例えば、赤系や茶系の土壁と緑の山の見え方は異なりますので、あなたが行く射撃場と自分の見え方にあったカラーを見つけられるように試していきましょう。

 

オススメのサングラス(シューティンググラス)

シューティンググローブ(手袋)

シューティンググローブ(手袋)

 

銃を構える際や引き金を引く際、手汗で滑ってしまうことがよくあります。そんな時は、オープンフィンガーのシューティンググローブ(手袋)を用意しましょう。(オープンフィンガーとは、指が出るタイプの手袋のこと)

通常の手袋を使用するのは、以下の理由からオススメしません。

 

  • 手袋が引き金に引っかかり、暴発の危険性がある
  • 指差しの感覚が鈍る

また、射場は山の中にあるため、秋や雨の日の射撃は冷え込むことが多く防寒が必要となる場面もあるので、一つあると役に立ちます。手袋については、滑りにくいものの指部分をカットしても使用できるので、お財布と相談して決めましょう。

シューズプロテクター

クレー射撃は、射場で待機している時、足の上に銃口を乗せることが多いです。この時、銃口の汚れ(ススなど)が靴につかないよう、シューズプロテクターを使用する方も多く一つのオシャレアイテムとなっています。

また、射撃後は銃口が熱くなっている場合があり、靴の一部分が溶けたり痛んだりすることもあります。可能であれば用意しておきましょう。銃口は地面に敷いてあるゴム板においてもルール上は問題ないため、多少の汚れは許容できる方は無くてもいいアイテムです。

 

メンテナンス用品

メンテナンス用品

 

射撃後には銃口内にススが残ります。ススが溜まると銃の動作が鈍くなるためメンテナンス用品も持っていくようにしましょう。

具体的には、洗い矢(銃口通し)、ガンオイルの2つがあればOKです。

 

オススメのアイテム

射撃前に使いたいチェックリスト

射撃前に使いたいチェックリスト

 

  • 銃砲所持許可証
  • 所持許可を得ている、確認の終えた散弾銃
  • シューティングベスト:ポケットに穴が開いていないかを確認
  • 帽子
  • スニーカー
  • イヤーマフ or 耳栓:耳栓は劣化していないか確認
  • シューティンググローブ
  • シューティンググラス:曇り止めを塗っておく
  • シューズプロテクタ:無くてもOK
  • 洗い矢
  • ガンオイル
  • 装弾:射撃場で購入できる場合は不要
  • →装弾を購入できる火薬類譲受票が有効(期限が切れてないか、許可装弾の種類は適当か)であるかも確認!

 

まとめ

今回はクレー射撃に必要なアイテムについて紹介させていただきました。

私たち「シューティングサプライ」では、クレー射撃に関することだけでなく、銃や弾の所持に関する相談、新品・中古銃の販売などを行なっています。

これからクレー射撃を始めたい方、初心者で何をすれば良いかわからない方はお気軽にご相談ください。シューティングサプライが主催でクレー射撃を行うこともありますので、一緒にクレー射撃をできる日を楽しみにしています!

 

営業時間 9:00〜18:00
定休日 土曜日PM・日曜日・祭日
連絡先 0166-63-5210
住所 〒070-8044 北海道旭川市忠和4条6丁目3−5
駐車場 あり(3台程度)

 

狩猟のギモン、YouTubeでお答えします

シューティングサプライでは、YouTubeチャンネルも運用しています。

「鹿を仕留める時のコツはある?」
「銃の値段が違うと何が違うの?」
「そもそも銃砲店の店内ってどんな感じなの?」

上記のような、実際のお客様から寄せられた質問に対し、動画でお答えしています。他のチャンネルには中々ない、現場のギモンも解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。

youtubeチャンネル「シューティングサプライ渡辺店長」はこちら

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